質問内容
漢字検定試験の回答に、踊り字を使って回答してもよいか?
回答
踊り字とは、「晴れときどき雨」と書く際に、「晴れ時時雨」と書く代わりに「晴れ時々雨」のように「々」を用いて前の漢字を略記する符号です。
踊り字は、畳字、重字、重ね字、繰り返し符号、送り字、揺すり字とも呼ばれます。
漢字検定では、これらの踊り字の使用は認められていますが、適切な踊り字を使うように気をつけて下さい。
前述のような「時々」はOKですが、例えば、「民主主義」などの熟語で「民主々義」と略記することはできません。
なぜなら、「民主主義」は「民主」と「主義」の熟語がくっついたものであり、意味が「民主」と「主義」で二つに分かれますので、そのような時には使うことはできないとされています。
これは、漢字検定試験のルールというよりも国語の表記のルールですから、普段の文章で使用される時も間違えないで下さいね。
ちなみに、踊り字「々」をパソコンで入力したい時は「おなじ」と入力して「漢字変換キー」を押すと出てきます。
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